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ネイティブに「より自然」と言われた表現15選|Native英会話 300回の記録 Vol.1

「通じているつもりだった英語」が、実は思った以上に不自然だった。

僕はネイティブ専門のオンライン英会話「Cambly」を2年以上使い、これまでに300回以上レッスンを受けてきました。
TOEFLでは108点を取りましたが、ネイティブとの会話では今でも表現を直されます。

しかも、その場では「あ、そう言うんだ」と理解したつもりでも、数週間後に同じミスを繰り返していることがよくありました。

「通じてはいるけど、ネイティブならそうは言わない」という表現をネイティブに指摘されてきました。
その都度メモを取って、学びをストックしてきました。

この記事では、その中から実際にネイティブ講師に修正された表現を15個、会話の状況とあわせて紹介します。

タコさん(筆者)

✍️ この記事を書いている人(タコさん)

純ジャパ → TOEFL108 → 世界Top15大学院(QS/THE)GPA4.0。
Camblyを2年以上使い倒した英語学習メンター。精神論ではなく再現性のある方法を伝えます。

✅ この記事でわかること

  • ネイティブに実際に直された英語表現15個(会話の状況付き)
  • 日本人が無意識にやりがちな文法・語彙・ニュアンスのミス
  • 「通じるけど不自然」な英語の正体
イカさん

イカさん(読者代表)

TOEFL108点でもネイティブに直されるの?

タコさん

タコさん(筆者)

めちゃくちゃ直される。テストのスコアと「自然な英語」は全然別物だよ。

正直、公開するのは少し恥ずかしい。でも、同じ壁にぶつかっている人の参考になると思うので、そのまま載せます。

目次

文法・構文の落とし穴(#1〜#5)

#1 Finally → In the end

ショッピングモールで靴を見に行った話をしていたとき。

❌ 僕が言った表現

“Finally, we didn’t buy anything.”

✅ ネイティブの自然な表現

“In the end, we didn’t buy anything.”

finally は「長い過程の末に最終的に」という意味で使われることが多く、

Finally, we didn’t buy anything.

は「何も買わなかった」という結果が到達点として少し不自然に聞こえます。この文脈なら、結局・最終的にはという意味をあらわす in the end を使って、

In the end, we didn’t buy anything.

という表現のほうが自然です。

💡 ポイント: finally は「ついにその結果になった」、in the end は「結局・最終的には」。

#2 “I don’t know how much effective it is”

ユニクロのヒートテックが北海道の寒さに効くかどうか話していたとき。

❌ 僕が言った表現

“I don’t know how much effective it is.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I don’t know how effective it is.”

how + 形容詞 の間に much を挟む必要はありません。”how big”、”how fast”、”how effective” — そのまま繋げるだけ。

日本語の「どれくらい」に引っ張られて “how much” を入れたくなるけど、英語では how が単体で「どれくらい」の意味を持つので不要です。

💡 ポイント: “how + 形容詞” で完結。muchは不要。

#3 “Why you decided to come to colder place?”

M先生に「なぜ北海道みたいに寒い場所に来たの?」と聞こうとしたとき。

❌ 僕が言った表現

“Why you decided to come to colder place?”

✅ ネイティブの自然な表現

“Why did you decide to come to a colder place?”

2つのミスが重なっています。まず 疑問文の語順(did you decide)。会話に集中していると、つい平叙文の語順のまま疑問文を作ってしまう。

もう1つは冠詞。”colder place” ではなく “a colder place”。特定の場所ではなく「より寒いどこか」という不特定のものだから a が必要です。

💡 ポイント: 疑問詞 + did/do + 主語 + 動詞。冠詞を忘れない。

#4 “I can spend a lot of time for preparation”

資格の勉強について、準備に時間をかけられるという話をしていたとき。

❌ 僕が言った表現

“I can spend a lot of time for preparation.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I can spend a lot of time preparing.”

spend time doing が正しいパターン。”for + 名詞” ではなく、動名詞(-ing)を使います。

同じように “spend money buying〜”、”spend the weekend relaxing” など、spendの後は -ing が基本形です。

💡 ポイント: spend + 時間/お金 + doing(-ing形)

#5 “We’re trying to cheer up each other”

子育てで大変なとき、妻と励まし合っているという話。

❌ 僕が言った表現

“We’re trying to cheer up each other.”

✅ ネイティブの自然な表現

“We’re trying to cheer each other up.”

cheer up は句動詞です。目的語が短い代名詞(him, her, them, us など)の場合は、

cheer him up

のように真ん中に置くのが基本です。each other も同様に、

cheer each other up

が自然です。

💡 ポイント: cheer up + 人 ではなく、cheer 人 up の形をまず覚える。

語彙・単語選びのミス(#6〜#10)

#6 “She doesn’t do SNS”

妻がSNSを一切やらないミニマリストだという話をしていたとき。

❌ 僕が言った表現

“She doesn’t do SNS.”

✅ ネイティブの自然な表現

“She doesn’t do social media.”

日本では SNS という表現が一般的ですが、英語圏の日常会話では

social media

が圧倒的によく使われます。

SNS という言葉自体が全く通じないわけではありませんが、ネイティブとの会話では social media のほうが自然です。

💡 ポイント: 「SNSを見る」は check social media が自然。

#7 “without bones”

アメリカのファストフード(リブの話)をしていたとき。

❌ 僕が言った表現

“I like ribs without bones.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I like boneless ribs.”

食べ物の文脈では boneless(骨なし)、skinless(皮なし)という形容詞が自然。”without bones” でも通じるけど、メニューや会話では boneless が圧倒的に使われます。

同じく “boneless chicken”、”skinless chicken breast” など。

💡 ポイント: 食べ物は boneless / skinless が定番。

#8 “I want to be more special”

キャリアについて、もっと専門性を高めたいと言いたかったとき。

❌ 僕が言った表現

“I want to be more special.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I want to be more specialized.”

special は「特別な・素敵な」。specialized は「専門的な」。全く違う意味です。

“I want to be more special” だと「もっと特別な存在になりたい」という自己啓発っぽい意味になってしまう。専門性を高めたいなら specialized です。

💡 ポイント: special = 特別な、specialized = 専門的な。似てるけど全然違う。

#9 “They can’t earn enough salary”

日本の保育士の給与問題について話していたとき。

❌ 僕が言った表現

“They can’t earn enough salary.”

✅ ネイティブの自然な表現

“They can’t earn a high enough salary.”

earn enough money

はよく使われますが、

earn enough salary

は少し不自然です。salary を使う場合は、

earn a high enough salary

のように「十分に高い給料」と表現するほうが自然です。

💡 ポイント: money は enough money、salary は a high enough salary が自然。

#10 “For learning purpose”

英語の勉強目的でCamblyを始めたと説明していたとき。

❌ 僕が言った表現

“For learning purpose.”

✅ ネイティブの自然な表現

“For learning purposes.”

地味だけど大事。purposes は複数形が自然です。英語には

for educational purposes

for tax purposes

for business purposes

のように、

for ~ purposes

という定型表現があります。そのため、

for learning purposes

が自然です。ただし purpose が常に複数形になるわけではありません。

My purpose is to improve my English.

のような使い方は普通にあります。

💡 ポイント: 「〜目的で」は for ~ purposes をセットで覚える。

ニュアンスの違いに気づけなかった表現(#11〜#15)

#11 “Chilly time”

週末にゆっくりリラックスする時間の話をしていたとき。

❌ 僕が言った表現

“I need some chilly time.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I need some chill time.”

chill = リラックスした。chilly = 肌寒い。1文字の違いで意味が完全に変わります。

“chilly time” だと「寒い時間」。シカゴの冬の話なら合ってるけど、リラックスしたい文脈では “chill time” です。

💡 ポイント: chill = リラックス、chilly = 寒い。yがつくと寒くなる。

#12 “I just slept suddenly”

時差ぼけで意図せず寝落ちした話をしていたとき。

❌ 僕が言った表現

“I just slept suddenly.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I just suddenly went back to sleep.”

“slept suddenly” は不自然。寝落ちや二度寝は “went back to sleep”“fell asleep” が自然な表現です。

“sleep” は「眠っている状態」を表す動詞。「眠りに落ちる動作」は “fall asleep” です。

💡 ポイント: 寝落ち = fell asleep、二度寝 = went back to sleep

#13 “Japan would get impact from that”

円安が日本経済に与える影響について話していたとき。

❌ 僕が言った表現

“Japan would get impact from that.”

✅ ネイティブの自然な表現

“Japan would be impacted by that.”

日本語の「影響を受ける」を直訳して

get impact

と言いたくなりますが、この表現は自然ではありません。英語では

be impacted by

be affected by

be influenced by

がよく使われます。例えば、

Japan would be impacted by that.

は自然な言い方です。

💡 ポイント: 「影響を受ける」は get impact ではなく be affected by をまず覚える。

#14 “A year and a half baby”

息子の年齢を説明していたとき。

❌ 僕が言った表現

“He’s a year and a half baby.”

✅ ネイティブの自然な表現

“He’s a year and a half old baby.”

年齢を表現するときは old が必要です。

a 3-year-old child

a year-and-a-half-old baby

のように使います。会話では

He’s a year and a half old.

と言うだけでも十分自然です。

日本語では「1歳半」と言うだけなので、つい old を忘れがちです。

💡 ポイント: 年齢表現では old をセットで意識する。

#15 “I wanted to study intensely”

試験前に追い込みたいと言いたかったとき。

❌ 僕が言った表現

“I wanted to study intensely.”

✅ ネイティブの自然な表現

“I wanted to study really hard.” / “I wanted to study extra hard.”

intensely は「激しく・強烈に」のニュアンスが強い言葉(”stare intensely”、”feel intensely”)。”study intensely” も文法的には間違いではないけど、日常会話では “study hard”“study extra hard” のほうがずっと自然です。

日本語の「集中的に」を直訳すると intensely になりがちだけど、ネイティブの日常会話では圧倒的に “study hard” が使われます。

💡 ポイント: 勉強を頑張る = study hard / study extra hard

まとめ — 「通じる」と「自然」の間にある壁

# ❌ 僕の表現 ✅ 自然な表現
1 Finally, we didn’t… In the end, we didn’t…
2 how much effective how effective
3 Why you decided…? Why did you decide…?
4 spend time for preparation spend time preparing
5 cheer up each other cheer each other up
6 SNS social media
7 without bones boneless
8 more special more specialized
9 enough salary a high enough salary
10 for learning purpose for learning purposes
11 chilly time chill time
12 slept suddenly went back to sleep
13 get impact be impacted by
14 a year and a half baby a year and a half old baby
15 study intensely study really hard

15個を振り返ると、パターンが見えてきます。

  • 日本語の直訳が原因のミス(#6 SNS、#13 get impact)
  • 文法ルールを会話速度で適用できないミス(#3 疑問文の語順、#5 句動詞)
  • 似た単語の使い分けができていないミス(#8 special vs specialized、#11 chill vs chilly)

全部、教科書では「知ってる」はずのこと。でも会話の中でリアルタイムに出せるかは、また別の話なんです。

Camblyのレッスン録画を見返すと、この「知ってるけど出せない」の壁が嫌というほど見える。正直キツいけど、だからこそ伸びる。

イカさん

イカさん(読者代表)

知ってる文法なのに会話だと出てこないの、めっちゃわかる…

タコさん

タコさん(筆者)

だから「ネイティブと話す→録画で確認→次に活かす」のサイクルが大事なんだよね。

これ、ネイティブとの会話だから気づけたこと

今回紹介した15個のミスは、あとから見ればそこまで難しいものではありません。
実際、ChatGPTのようなAIや文法チェッカーに文章だけを見せれば、修正してもらえるものも多いです。

でも難しいのは、会話の最中に自然に言えるかどうか。
僕の場合、その場では問題なく通じていた表現でも、ネイティブ講師から

“We’d usually say it this way.”

と自然な言い方に直されることが何度もありました。
しかも、録画を見返してみると、数週間前に直された表現をまた同じように使っていることも珍しくありません。

知識として知っていることと、実際の会話で使えることは別なんだと痛感しました。
僕がCamblyを2年以上使い続けている一番の理由はここです。

ネイティブ講師とリアルタイムで会話しながら、自分では気づけない表現のズレをその場で指摘してもらえる。
さらにレッスンはすべて録画されるので、

  • このミス、前にも直されていた
  • また同じ言い方をしている
  • 前より自然に言えるようになっている

といった変化まで確認できます。

🎯 僕がCamblyを2年以上続けている理由

今回紹介した15個のミスも、すべてCamblyのレッスン録画を見返して見つけたものです。

正直、英語を話すだけなら他の方法もあります。でも僕にとって価値があったのは、「自分の英語を後から客観的に見返せること」でした。

2年以上使って感じた良かった点・微妙だった点は、こちらにまとめています。

次回予告

「Cambly 300回の記録」シリーズ はまだまだ続きます。

  • Vol.2(発音編): 日本人の発音、ここが変!Cambly講師に60回直された記録(公開準備中) — 「projectはプロジェクトじゃない」「ダークLの正体」など
  • Vol.3(リンキング編): 英語が「カタコト」に聞こえる本当の理由(公開準備中) — ワードリンキング・グロッタルストップ入門

レッスンログはまだ300回分以上あるので、Vol.2以降もどんどん追加していきます。

📚 Cambly 300回の記録シリーズ

  • Vol.1(この記事): ネイティブに直された英語表現15選
  • Vol.2: 日本人の発音、ここが変!(公開準備中)
  • Vol.3: 英語が「カタコト」に聞こえる本当の理由(公開準備中)
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この記事を書いた人

純ジャパからTOEFL iBT108を取得し、世界Top15大学院(QS/THE)をGPA4.0で修了。
Camblyを2年以上使い倒した英語学習メンター。精神論ではなく再現性のある方法を伝えます。

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