オンライン英会話の会話ネタを毎回考えるのって大変ですよね。
「今日もフリートークか」
「楽しく話せたけど、英語力は伸びてるのかな」
そんな風に感じたことがあるなら、この記事は役に立つかもしれません。
実は僕も半年ほど、目的のないフリートークを続けていました。
レッスンは楽しい。
でも振り返ると、新しく覚えた表現も少ないし、改善点もわからない。
英語を学ぶためではなく、レッスンを受けることが目的になっていたんです。
でも、授業の受け方を1つ変えたことで状況は大きく変わりました。
その結果、TOEFL Speakingは18→24まで向上。
この記事では、僕が1年以上実践してきた「教材を使った授業の受け方」を紹介します。
使う教材は無料のengoo Daily Newsです。
Camblyでもネイティブキャンプでも、そのまま使える方法です。
✍️ この記事を書いている人(タコさん)
純ジャパからTOEFL iBT108を取得し、世界Top15大学院(QS/THE)をGPA4.0で修了。
Camblyを2年以上・約9,000分使い倒した英語学習メンター。精神論ではなく再現性のある方法を伝えます。
✅ この記事でわかること
- オンライン英会話で伸びない人がやりがちな失敗
- engoo Daily Newsを使った授業の受け方(3ステップ)
- 講師から有益なフィードバックを引き出す方法
- TOEFL Speaking 18→24につながった学習サイクル
- レベル別のおすすめカスタマイズ方法
イカさん(読者代表)
オンライン英会話、毎回フリートークなんだけど……正直あんまり伸びてる気がしないんだよね。
タコさん(筆者)
すごくわかる。僕も半年くらい同じ状態だった。でも教材を1つ使うだけで、レッスンの質が驚くほど変わったんだ
結論:この方法がTOEFL Speaking 18→24を支えました
僕がオンライン英会話で最も効果を感じたのは、授業の受け方を変えたことでした。
具体的には、engoo Daily Newsという無料教材を使って、毎回の授業に「予習→音読→ディスカッション」の型を持ち込むこと。

やったことは本当にこれだけです。
1年以上続けた結果、僕自身にはこんな変化がありました。
| 項目 | Before(教材なし) | After(教材あり・1年継続) |
|---|---|---|
| TOEFL Speaking | 18点 | 24点(+6点) |
| 発音 | 通じるが不自然 | 講師から成長を実感してもらえるレベルに |
| 英語の瞬発力 | 考えてから話す。沈黙が多い | 英語を日本語に変換せず返せる場面が増えた |
| 表現力 | 毎回同じフレーズの繰り返し | 使える表現の幅が大きく広がった |
| 授業の密度 | 楽しいけど何も残らない | 毎回多くのフィードバックを得られる |
TOEFL Speakingが18→24に上がった要因は1つではありません。
ただ、その伸びを支えた習慣の1つが、Daily Newsを使ったディスカッション練習だったと感じています。
特に効果を感じたのは、「英語で考えて、英語で返す」力が鍛えられたことでした。
では、具体的にどうやるのか。
順を追って説明します。
よくある間違い3つ — あなたもやってませんか?
効果的な授業の受け方を説明する前に、まずは多くの人がやってしまう失敗を紹介します。
実は、これらは全部僕自身がやっていたことです。
もし当てはまるものがあれば、改善するだけで授業の質はかなり変わると思います。
間違い①: 目的なくフリートークを続ける
これは一番多いパターンだと思います。
僕も半年くらい続けていました。
毎回「How was your weekend?」から始まって、趣味の話をして、「OK, see you next time!」で終わる。
楽しいひとときです。でも、振り返ると新しく覚えた表現も少ないし、改善点もわからない。
今思えば、高いお金を払って雑談していただけでした。
間違い②: 講師に質問しすぎる
これも僕がよくやっていた失敗です。
会話が盛り上がると、つい講師に質問ばかりしてしまいます。
でも、それでは講師が話す時間が増えるだけ。
自分の英語力はあまり鍛えられません。
リスニングの練習ならPodcastやYouTubeでもできます。
オンライン英会話の価値は、自分が話してフィードバックをもらうことです。
⚠️ 理想の時間配分
- 講師が7割話す → リスニング練習になっている(Podcastで代替可能)
- 自分が質問ばかりしている → 講師のアウトプットを引き出しているだけ
- 自分が2/3、フィードバックが1/3 → これが理想。後で詳しく説明します
間違い③: 講師任せにする
「今日は何をしますか?」
「お任せします」
こんな感じで授業を始めていませんか?実はこれも伸びにくいパターンです。
なぜなら、授業の質が講師次第になってしまうから。
もちろん、中には会話を広げながら、細かいフィードバックもたくさんくれるような、優秀な先生もいます。
そういう先生に出会えれば最高です。でも、正直そんな先生は多くありません。
だからこそ、講師任せではなく、自分で授業の型を作ることが大切なんです。
この3つの失敗に共通しているのは、
「授業の構造がないこと」です。次の章から、具体的なやり方を紹介します。
解決策: engoo Daily Newsを使って授業に「型」を持ち込む
では、どうすればいいのでしょうか。
僕のおすすめは、教材を使って授業に構造を持たせることです。
具体的には、無料で使えるengoo Daily Newsを使います。
この教材が優れているのは、記事が最初から
- Vocabulary(単語)
- Article(本文)
- Discussion(ディスカッション)
の3部構成になっていることです。
実は、この構成がそのまま理想的なレッスンの流れになります。
事前に単語を予習して授業に臨み、音読の発音やイントネーションにフィードバックをもらい、自分で作った文章に対して表現の間違いをただしてもらう。この流れです。

📝 engoo Daily Newsとは?
- URL: https://engoo.com/app/daily-news/
- 料金: 完全無料
- レベル: BeginnerからProficientまでレベル別に記事が並んでいる
- 構成: 各記事が Vocabulary → Article → Discussion の3部構成
- 更新頻度: 頻繁に新しい記事が追加される
僕はこの流れを毎回のレッスンに持ち込むようになってから、授業の密度が大きく変わりました。
フリートーク任せでも、講師任せでもない。
毎回同じ型で練習することで、改善点が見つかりやすくなったんです。
これが、この方法の核です。
3ステップメソッド — 1回の授業の全手順
ここからが本題です。
僕は毎回のレッスンを、次の3ステップで進めています。

| フェーズ | 時間 | やること | 鍛えるスキル |
|---|---|---|---|
| Step 0: 予習 | 5〜10分(授業前) | Vocabulary確認 + 疑問をメモ | 語彙力 |
| Step 1: 音読 | 約10分 | Article音読 + 発音矯正 | 発音・イントネーション |
| Step 2: ディスカッション | 約15〜20分 | Discussion + フィードバック | 会話力・表現力・文法 |
特別なことはしていません。
ただ、この流れを毎回繰り返すだけです。
Step 0: 予習(授業前・5〜10分)
授業前に、その日のVocabularyセクションにざっと目を通します。
目的は単語を暗記することではありません。
「何がわからないのか」を見つけることです。
例えば、
- travel と trip は何が違うのか?
- この単語はどんな場面で使うのか?
- 発音はどこにアクセントがあるのか?
こうした疑問を持って授業に入るだけで、学びの質は大きく変わります。
授業時間は25〜30分しかありません。
だからこそ、授業の時間は単語の意味を調べるような一人でもできる作業ではなく、先生との対話でしかできないことに使うべきです。
✅ 予習で意識すべきこと
- 意味をざっくり確認する
- 発音が不安な単語は音声を聞いておく
- 気になる表現や疑問をメモしておく
Step 1: 音読(約10分)— 発音・イントネーション矯正
レッスンが始まったら、まず記事を音読します。
このパートの目的は、内容理解ではありません。
発音とイントネーションを矯正してもらうことです。
僕は毎回、最初に講師へこんなふうに伝えています。
講師へのお願いテンプレ
I’d like to read this article aloud. Could you please correct my pronunciation, intonation, and accent as I read?
この記事を音読したいです。読んでいる間、発音・イントネーション・アクセントの間違いを修正してもらえますか?
さらに余裕があれば、
I want you to be really strict. Even small pronunciation differences, please point them out.
遠慮せず厳しく指摘してください。小さな発音の違いでも教えてほしいです。
と付け加えます。
ここで大切なのは、
「遠慮なく指摘してください」と先に伝えること。
伝えないと、多くの講師は大きなミスしか直してくれません。
でも、本気で改善したいことを伝えると、ネイティブだからこそ気づく細かな違和感まで教えてもらえます。
⚠️ 発音に自信がある人は?
- 音読パートはスキップしてもOKです
- その分をStep 2のディスカッションに回すと、会話練習の時間が増えます
- ただし「自分では問題ないと思っている発音」に意外な癖が見つかることも多いです
Step 2: ディスカッション(約15〜20分)— 会話力の底上げ
ここがこのメソッドの中心です。
記事のDiscussion Questionsを使いながら、自分の意見をできるだけ多く話します。
そして、講師から徹底的にフィードバックをもらいます。
僕は最初にこんなお願いをしています。
講師へのお願いテンプレ
For this discussion, I’d like detailed feedback on my grammar mistakes, unnatural expressions, and anything that doesn’t sound natural to a native speaker.
このディスカッションでは、文法ミスや不自然な表現、ネイティブならこう言わないという箇所について、できるだけ詳しくフィードバックをお願いします。
さらに厳しめにお願いしたい場合は、
Please be as specific as possible. If there’s a more natural way to say something, please tell me.
できるだけ具体的に教えてください。もっと自然な言い方があれば、それも教えてほしいです。
ディスカッションで意識していること
色々試した結果、僕が一番効果を感じたのは、
「自分が話す時間が約2/3、講師からのフィードバックが約1/3」
というバランスでした。
もちろん厳密なルールではありません。
ただ、
- 自分ばかり話す → フィードバック不足
- 講師ばかり話す → アウトプット不足
になりがちです。
その中間として、このくらいの比率がちょうど良かったんです。
❌ 僕がやった失敗
- 失敗①: 会話が楽しくて講師の話を引き出しすぎた → 結果、自分のアウトプットが少なくなり、リスニング練習に終わった
- 失敗②: 講師に質問しすぎた → 「それはどういう意味?」を連発して、自分が話す時間が確保できなかった
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、僕の場合は「話せるようになりたい」が目的だったので、もっと自分が話す時間を増やした方が効果的でした。
✅ 意識すべきこと
- 自分が会話の主導権を握る — 講師に話を振るのではなく、自分の意見を先に述べる
- 講師に「矯正」を依頼する — ネイティブだからこそできることを頼む
- リスニングよりアウトプット重視 — リスニングはPodcast等に任せ、貴重な時間を「聞く」ためだけに使わない
僕にとってオンライン英会話は、英語を聞く場所ではなく、英語を話して修正してもらう場所でした。
その意識に変えてから、レッスンの使い方が大きく変わりました。
この流れで授業を受けるようになってから、毎回必ず何かしらの改善点を持ち帰れるようになりました。
「その表現は少し不自然だった」
「こう言うともっとネイティブらしい」
そんなフィードバックが少しずつ積み重なり、気づけば英語の瞬発力や表現の幅が大きく変わっていました。
次は、この方法をレベル別にどう調整すればいいのかを紹介します。
イカさん(読者代表)
へえ、教材を使うだけでそんなに変わるんだ。でも講師に英語でお願いするのがハードル高くない?
タコさん(筆者)
最初はコピペでOK。上の英語テンプレをそのままチャットに貼ればいいよ。慣れたら自分の言葉で言えるようになるから。
レベル別のカスタマイズ方法
ここまで読んで、
「自分のレベルでもできるのかな?」
と思った方もいるかもしれません。
大丈夫です。engoo Daily News には、記事を英語の難しさで絞り込む機能がついています。

これを使って、自分に合ったレベルを選びましょう。
🔍 レベル別の使い方
-
🔰 初心者(TOEIC 600前後)
まずは Beginner〜Intermediate の記事を選びましょう。ディスカッションを無理に頑張る必要はありません。
優先したいのは次の3つです。- 単語の意味を理解する
- 音読で発音を直してもらう
- 短い文章でも自分の意見を言う
-
📈 中級者(TOEIC 700〜800)
Intermediate〜Advanced の記事がおすすめです。音読とディスカッションを半々くらいのバランスで進めましょう。
特に意識したいのは、講師から積極的にフィードバックをもらうことです。「通じる英語」から「自然な英語」へレベルアップする時期です。 -
🎯 上級者(TOEIC 900〜)
Advanced〜Proficient の記事を選びましょう。音読は短くしたり、思い切ってスキップしたりしても構いません。
その分、ディスカッションに時間を使い、- 表現の自然さ
- ニュアンスの違い
- ネイティブらしい言い回し
engoo Daily Newsの良いところは、記事の難易度が細かく分かれていることです。
最初から難しい記事を選ぶ必要はありません。
むしろ、自分が無理なく内容を理解できるレベルから始めて、少しずつ難易度を上げていく方が長続きします。
大切なのは、レベルの高い記事を読むことではなく、この3ステップを継続することです。
1年以上続けられた理由 — 面白さ × 成長実感
正直に言うと、最初は面倒でした。
授業前に少し予習するし、講師には毎回フィードバックをお願いする。フリートークだけの方が気楽です。
それでも1年以上続けられたのには、理由があります。
理由①:トピックそのものが面白かった
engoo Daily Newsには、
- テクノロジー
- ビジネス
- 科学
- 環境問題
- 文化
など、さまざまな記事があります。
しかも毎日のように新しい記事が追加されるので、ネタ切れになりません。
今日はAI、明日は宇宙開発、その次は世界の働き方。
英語を勉強しているというより、「面白い話題について英語で考える」感覚に近かったです。
TOEFLのスピーキング対策にも、幅広いトピックを扱って練習するこの方法が非常に有効だと感じています。
理由②:成長が見えるようになった
こちらの方が大きかったかもしれません。以前のフリートーク中心のレッスンでは、
「なんとなく楽しかった」
で終わることが多く、自分が成長しているのかよく分かりませんでした。
でも、この方法を始めてからは違いました。
- 前は言えなかった表現が自然に出てくる
- 発音を褒められることが増える
- 言い直される回数が少しずつ減る
- 英語で考えるスピードが上がる
毎回、小さな成長を実感できたんです。
その積み重ねがモチベーションになりました。
もちろん、TOEFL Speakingが18→24に上がったのは、この方法だけが理由ではありません。
ただ、「英語で考えて、自分の意見を話す」
という練習を継続できたことは、大きな要因だったと思っています。
💡 続けられた2つの理由
- トピックが面白い — 毎日更新されるので、飽きが来ない。自分の興味のある分野の記事を選べる
- 成長が実感できる — 発音が褒められる、言い回しが増える、瞬発力が上がる。自分の英語が磨かれていく実感がモチベーションになった
イカさん(読者代表)
なるほどね。TOEFL対策にもなるのは一石二鳥だ。
タコさん(筆者)
そうなんだよ。Speaking 18→24の伸びは正直自分でもびっくりした。教材を使うだけでここまで変わるとは思ってなかった。
よくある質問
Q. engoo Daily Newsは無料ですか?
はい。完全無料で利用できます。
Q. Cambly以外のオンライン英会話でも使えますか?
使えます。
ネイティブ講師がいるサービスであれば、基本的に同じ方法で実践できます。
Q. 1回の授業は何分がおすすめですか?
最低25分、できれば30分がおすすめです。
音読とディスカッションの両方を行うなら、このくらいの時間があると余裕を持って進められます。
Q. 毎回同じ講師がいいですか?
フィードバックの質を重視するなら、レギュラー講師を作るのがおすすめです。
あなたの苦手な発音や文法の癖を把握した上で指摘してくれるので、改善点を追いやすくなります。
講師の選び方については、別の記事で詳しく書いています。

Q. フリートークと教材レッスン、どちらがいいですか?
迷ったら教材レッスンがおすすめです。
教材があるだけで授業に型ができるため、何を練習するかが明確になります。
まとめ
この記事で伝えたかったことをまとめます。
📝 この記事のまとめ
- 目的のない授業は「高い雑談」で終わりやすい
- engoo Daily Newsを使えば、毎回の授業に「予習 → 音読 → ディスカッション」の型を持ち込める
- 講師には「厳しくフィードバックしてほしい」と明確に伝える
- 自分が話す時間を増やし、フィードバックをたくさんもらう
- この方法を続けた結果、僕はTOEFL Speaking 18→24まで伸ばすことができた
英語力を伸ばすために必要なのは、特別な教材でも才能でもありません。
毎回の授業で、
「話す → 修正される → 次に活かす」
というサイクルを回すことです。
僕自身、半年以上フリートークばかりして伸び悩みました。
だからこそ、この方法にもっと早く出会いたかったと思っています。
全部を完璧にやる必要はありません。
まずは次のレッスンで、engoo Daily Newsから1記事選んでみてください。
それだけでも、授業の密度はきっと変わるはずです。
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