オンライン英会話、受けっぱなしになっていませんか。
——耳が痛い人、多いと思います。実は僕も最初の数ヶ月はそうでした。
変わったのは、レッスンの録画を見返して表現をストックするという復習を仕組みにしてから。Camblyを2年・約300レッスン、この方法で回してきました。
そして最近レアジョブにも入会して、復習まわりの機能を両方実測しました。
先に結論を言うと——復習を「資産」として溜めたいならCambly、その場で完結させたいならレアジョブです。この差はスペック表の1行に見えて、実際に使うと桁違いに大きい。その中身を書きます。

✍️ この記事を書いている人(フクさん)
純ジャパからTOEFL iBT108を取得し、世界Top15大学院(QS/THE)をGPA4.0で修了。
Camblyを2年以上使い倒した英語学習メンター。レアジョブにも入会して検証中です。
✅ この記事でわかること
- レッスンが「受けっぱなし」になる本当の理由
- CamblyとレアジョブJの復習機能の実測比較(保存期間・文字起こし・頭出し)
- 「録音があっても探せなければ資産にならない」という落とし穴
- Cambly側の注意点(プラン限定の話)
- レアジョブで復習を成立させる現実的な方法
- 自分はどちらを選ぶべきかの判断基準

シマちゃん(読者代表)
復習かぁ…。正直、レッスン受けるだけで精一杯で、見返したことないかも。

フクさん(筆者)
それ、意志が弱いんじゃなくて仕組みの問題なんだ。「見返すのが面倒な設計」だと誰でもそうなるよ。
【結論】復習機能の実測比較表
先に全体像を出します。いずれも実際に使った実測です(DMM英会話は2026年8月に追記しました)。
| 復習まわり | Cambly | レアジョブ | DMM英会話 |
|---|---|---|---|
| 記録の形式 | 映像つき録画(自動) | 音声のみ(一部講師のみ) | 音声のみ(全レッスン自動・DL可) |
| 保存期間 | 1年+再開すれば復元(実質恒久) | 30日で消滅 | 公式の明記なし |
| 文字起こし | あり(AI注釈つき) | なし | なし |
| 頭出し | テキストをクリックで一発 | 10秒送りで手探り | 倍速・シークで手探り |
| レッスン後レポート | AIフィードバック | 講師の手書きコメント | 講師ノート+単語一覧(自動) |
| ★ この設計が向く使い方 | 見返して資産に変える | その場で話して完結する | 自動で貯めて回す |
※ Camblyの録画・文字起こし機能はPrivate+以上のプラン対象です(詳細は後述)。仕様は変更される可能性があります。
大事なのは最後の行です。
これは「Camblyが優れている」という単純な話ではありません。各社は復習に対する設計思想がそもそも違う、という話です。
その違いが一番はっきり出るのが「探せるかどうか」なので、順番に見ていきます。
前提:なぜ「復習」で差がつくのか
僕の英語が一番伸びたのは、レッスン中ではありません。レッスン後に録画を見返している時間でした。
やることは単純です。
🔄 僕が2年続けている復習サイクル
- ① レッスン後、録画で「直された場面」だけを見返す
- ② 直された表現・言い換えをノートにストックする
- ③ 次のレッスンで、ストックした表現をわざと使う
会話中は、直されてもその場で流れていきます。話すのに必死だからです。
録画があると、それを「あとで拾い直す」ことができます。約300レッスンぶんの直しがノートに溜まっていて、これが僕の一番の資産になっています。
つまり、復習の仕組みは「真面目かどうか」の問題ではありません。言われたことを、あとから回収できるかどうかの問題です。
ここを踏まえて、2社の実測に入ります。
実測①:どれだけ「残る」か
Cambly:映像つきで1年。しかも実質恒久でした
Camblyは全レッスンが自動で録画されます。映像つきです。
保存は受講後1年間。そして僕の実体験として、1年経ってもアカウントを再開すれば録画は復元されました。事実上、恒久保存に近い扱いです。
2年前のレッスンを今でも見返せる。これが「資産になる」という意味です。
実際、私は4年前に受講した動画が今でも見れています。最近追加された文字起こし機能などは見れていないので、今後追加される機能については対応しない可能性が高いですが、少なくとも現時点での機能は将来も使えるはずです。
レアジョブ:音声のみ・30日で消えます
一方レアジョブの録音は、仕様がはっきりしています。以下、レアジョブのHPより。

⚠️ レアジョブの録音仕様(実測)
- 映像なし・音声のみ
- 自動録音は一部の講師のみ(全レッスンではありません)
- 再生できるのはレッスン後30日間。過ぎると消えます
- 反映に時間がかかる・音声が分割される場合もあると明記
「あとでまとめて復習しよう」と溜めておく使い方は、30日で崩壊します。
聞くなら消える前。レアジョブの録音は、貯金ではなく生鮮食品だと思ったほうがいいです。
実測②:欲しい場面を「探せる」か——ここが決定的でした
正直に言うと、保存期間の差より、こちらのほうが体感では効きます。
Cambly:文字起こしをクリックすると、その場面に飛びます
Camblyのレッスン履歴には、録画と連動した文字起こしが付きます。

画面に公式の説明がそのまま書いてあります。「単語やフレーズをクリックすると、レッスンで一番確認したい箇所にスキップできます」。
「あの表現、なんて直されたっけ」を探すのに、かかる時間は数秒です。
30分のレッスンから「直された場面」だけを拾う僕の復習が成立しているのは、この機能があるからです。
レアジョブ:25分の音声を、10秒送りで手探りします
一方、レアジョブの録音プレーヤーはこれだけ。

10秒送り・10秒戻し・速度変更・シークバー。以上です。
文字起こしがないので、聞きたい場面がどこにあるのか、聞くまでわかりません。実際に両方で同じ復習をやってみて、この差は想像以上でした。目当ての1分を探すために、興味のない10分を聞き流すことになります。
❌ 実際にやって気づいた落とし穴
- 録音が「ある」ことと「使える」ことは別問題
- 探すのにストレスがかかる録音は、結局聞かなくなる
- 探せない録音は、復習資産になりません

シマちゃん(読者代表)
たしかに、動画でも「あのシーンどこだっけ」って探すのしんどいもんね…。それの毎回版かぁ。

フクさん(筆者)
そう、それが毎回。逆にクリックで飛べると、復習が「作業」じゃなくなるんだよ。
実測③:レッスン後に届くもの——AIか、人肌か
レッスン後のフィードバックも、設計思想がきれいに分かれています。
Camblyは「網羅するAI」です
文字起こしにはAIの注釈が付き、誤りの指摘や言い換え候補が自動で出ます。録画・文字起こしを素材に、弱点に合わせた練習も生成されます。
実は2年前、僕はこれを全部手動でやっていました。録画を聞きながら自分で文字起こしして、ノートに整理して。当時何時間もかけていた作業を、いまはAIが肩代わりしてくれています。この進化は2年使っている人間として素直にすごいと思います。


レアジョブは「講師の手書き」です
レアジョブにAIレポートはありません(入会して確認済みです)。届くのは講師が書いたコメントです。

その日の会話に触れた挨拶から始まります。構成はVOCABULARY・GRAMMAR・PRONUNCIATIONの3ブロックです。
正直、網羅性はAIに遠く及びません。語彙は1〜2語、文法は定型の褒め言葉が中心です。
ただ、先生が自分のために書いてくれたという温かみは、AIレポートにはないものです。ここをどう評価するかは人によると思います。
💡 フィードバックの違いまとめ
- Cambly=網羅するAI:誤り指摘・言い換え・弱点練習まで自動生成
- レアジョブ=人肌の講師コメント:量は少ないが、個別に書いてくれる
- 復習素材としての実用性はAI、モチベーション維持は手書きに分があります
追記:DMM英会話も実測しました(2026年8月)
公開時のFAQで「実測できたら追記します」と書いていたDMM英会話を、その後実際に契約して確かめました(講師5人・レッスン6回)。
結論から言うと、同じ3軸ではDMMは「探せる」は弱く、「自動で貯まる」が突出しています。
📝 DMMの復習資産(実測)
- 録音は全レッスン自動・音声のみ(ダウンロード可・0.5〜2倍速再生)。映像はありません
- 文字起こしはなし。聞きたい場面はシークで手探りする方式で、「探せる性」はCamblyに届きません
- レッスンノートに講師の書いた単語・センテンス・チャット履歴が自動で残ります
- 独自の強みは「単語一覧」。講師がノートに書いた単語が自動で単語帳ページに登録されます(Cambly・レアジョブに同等機能はありません)
- 単語学習アプリiKnow!(通常月1,510円)が無料になり、レッスン単語を流し込んで覚えるところまでつなげられます
録音の保存期間は公式の明記が見つからなかったため、比較表では「明記なし」としています(わかり次第更新します)。
住み分けで言えば、映像で見返して精度を磨くならCambly、その場で話して完結するならレアジョブ、復習を自動化して量を回すならDMMです。
Cambly側の注意点も正直に書きます
ここまでCambly優勢の内容が続いたので、公平に2つ。
⚠️ Camblyを選ぶ前に知っておくこと
- 録画・文字起こし・AIフィードバックはPrivate+以上のプラン対象です。最安のGroupsプランには付きません
- 料金はレアジョブより明確に高いです(ネイティブ講師なので)。「復習機能を使い倒す前提」でないと割高になります
つまり「Camblyにすれば安心」ではなく、録画を見返す習慣を作る人だけが、この差額の元を取れます。
見返さないなら、その分のお金で安くレッスン量を積んだほうが伸びます。それが次の話です。

シマちゃん(読者代表)
うっ…僕、見返す自信ないかも。そういう人はレアジョブでいいってこと?

フクさん(筆者)
正直それでいいと思う。ただしレアジョブなりの復習のやり方があるから、次でそれを見せるね。
レアジョブで復習を成立させる現実解
レアジョブが復習で不利なのは事実ですが、工夫の余地はあります。実際に使って組み立てた運用です。
✅ レアジョブ復習の現実解4つ
- 「後で録音」ではなく「その場でメモ」。気になった表現はレッスン中にチャットへ残してもらう
- わからなかった表現はその場で講師に質問する(聞けば丁寧に答えてくれます)
- 録音を聞くなら当日〜翌日。30日ルールと頭出し問題があるので、溜めたら負けです
- 手書きレポートの語彙は、届いたらすぐ単語帳アプリへ移す
要は、「レッスンの中で完結させる」設計に自分を合わせるということです。
チャットログは残るので、そこを復習の母艦にします。

この運用ができるなら、1回257円で量をこなせるレアジョブの強みは全く損なわれません。
結局どっちを選ぶべきか
復習という軸で切ると、判断はシンプルです。
✅ Camblyが向いている人
- 直された表現を溜めて資産にしたい人(僕の復習法がそのまま使えます)
- 忙しくて、レッスン直後に復習の時間が取れない人(1年残るので週末にまとめられます)
- ネイティブの矯正×録画見返しで精度を上げたい中級以上の人
💡 レアジョブが向いている人
- 見返すより、話す回数を増やしたい人(毎日25分で1回約257円)
- 復習は「その場でメモ+当日中に消化」で完結できる人
- まず英語を話すことに慣れたい初中級の人
両方使う、という答えもあります
僕は今この形です。平日はレアジョブで量をこなし、要所でCamblyの矯正と録画復習を入れる。

安い量産と、高い精度と資産化。役割が違うので、併用すると財布と効果のバランスが取りやすくなります。
復習以外の軸(料金・講師・続けやすさ)も含めた総合判定は、比較記事にまとめました。

よくある質問(FAQ)
💡 このセクションで答えること
- プランや仕様の細かい条件
- 他サービス(ネイティブキャンプ・DMM)の状況
- 復習が続かない人へのアドバイス
Q. Camblyの録画はどのプランでも使える?
いいえ。録画・文字起こし・AIフィードバックはPrivate+以上のプランが対象です。
最安のGroups(グループレッスン)プランには付かないので、復習目的なら注意してください。
Q. レアジョブの録音は必ず残る?
残りません。自動録音に対応しているのは一部の講師のみです。
残った場合も音声のみ・30日間。確実に残したい内容は、レッスン中にチャットへ書いてもらうのが安全だと思います。
Q. ネイティブキャンプやDMM英会話はどうなの?
ネイティブキャンプは全レッスンの自動文字起こしを正式導入済みですが、僕はまだ実測できていないため断定を避けます。
DMM英会話はその後、実際に契約して検証しました。音声録音+レッスンノート+単語一覧という「自動で貯まる」設計です。詳しくは本文の追記セクションをどうぞ。
Q. 復習って、具体的に何をすればいい?
一番効率がいいのは「直された場面だけ拾って、次のレッスンで使う」ことです。
全部を見返す必要はありません。1レッスンから表現3つ拾えれば十分です。300レッスン続けると、900表現の自分専用フレーズ集になります。
Q. 録画を見返す時間が取れないんだけど…
だからこそ「探せるか」が効きます。クリックで飛べるなら、復習は1レッスンあたり5分で終わります。
それでも時間がない人は、レアジョブ型の「その場で完結」運用のほうが現実的です。無理に資産型を選ぶ必要はありません。
まとめ:「残るか」ではなく「探せるか」で選ぶ

📝 この記事の要点
- 受けっぱなしは意志の問題ではなく、仕組みの問題
- Cambly:映像1年+文字起こしクリックジャンプ=資産型(Private+以上)
- レアジョブ:音声30日・頭出し困難=その場完結型として使う
- 探せない録音は資産にならない。比較すべきは「残るか」より「探せるか」
- 迷ったら:復習を溜めたい→Cambly/量をこなしたい→レアジョブ/両取り→併用
スペック表では「録音機能:あり/あり」と並ぶ2社が、実際に使うとここまで違う。これが今回いちばん伝えたかったことです。
自分の復習スタイルに合うほうを選んでください。どちらを選んでも、「言われたことを回収する仕組み」さえあれば、レッスンは確実に資産になっていきます。

シマちゃん(読者代表)
「1レッスンから3つ拾う」なら僕にもできそう! まずはそこから始めてみる!

フクさん(筆者)
それで十分。3つ×継続は、まとめて100個より確実に残るよ。
※ 体験レッスンあり。録画・文字起こしはPrivate+以上のプラン対象です
あわせて読みたい
レアジョブ側の検証と始め方はこちらに詳しく書いています。




Camblyを2年使った総合レビューはこちらです。

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