DMM英会話のスピーキングテスト、上級編は情報が少ないと思いませんか。
検索して出てくるのは基礎編の体験記ばかり。
しかもテスト教材は開始まで中身が見られないので、ぶっつけ本番になります。
この記事を読めば、上級テストの5セクションの中身・配点・時間の感覚・結果の見方まで、受ける前に全部わかります。
2026年8月に無料体験中の身で受験して、29/30点・レベル8(上級の最高判定)だった僕が解説します。

✍️ この記事を書いている人(フクさん)
純ジャパからTOEFL iBT108(旧形式)を取得し、世界Top15大学院(QS/THE)をGPA4.0で修了。Cambly2年・レアジョブ1ヶ月を経てDMM英会話を検証中の英語学習メンター。精神論ではなく再現性のある方法を伝えます。
✅ この記事でわかること
- スピーキングテスト基礎と上級の違い・どちらから受けるべきかの判断法
- 上級テスト5セクションの中身と実測タイム(時間はけっこうシビアです)
- 問5だけ配点2倍という採点構造と、その攻略的な意味
- レベル8判定の結果画面と、スコアとレベルの対応(推定)
- 対応講師の探し方と、無料体験中でも受けられる受験手順
- TOEFL・レアジョブPROGOSと比べたときのこのテストの立ち位置

シマちゃん(読者代表)
スピーキングテストって気になるけど、中身がわからないまま受けるのは怖いなあ……。難しかったらどうしよう。

フクさん(筆者)
その不安、僕が先に受けて全部確かめてきたよ。形式さえ知っていれば怖いテストじゃないから、順番に説明するね。
DMM英会話のスピーキングテストとは?基礎と上級の違い
DMM英会話のスピーキングテストは、講師とマンツーマンで受ける面接形式のレベル判定テストです。
教材の1つとして用意されていて、通常のレッスン枠(25分)の中で受けられます。
追加料金はゼロ。
有料会員はもちろん、無料体験中でも回数無制限で受けられます(僕も体験中に受けました)。
テストは「基礎」と「上級」の2種類です。
| 基礎 | 上級(今回受けたもの) | |
|---|---|---|
| 対象レベル | DMM英会話レベル2〜6 | DMM英会話レベル4〜8 |
| 判定の上限 | レベル6 | レベル8 |
| 形式 | 5セクション・30点満点 | 5セクション・30点満点(同じ) |
| 最大の違い(問5) | 自分に関する質問に答える | グラフを説明して意見も述べる |
形式はほぼ同じですが、難易度と問5の中身が違います。
上級の問5はグラフ問題で、社会的なテーマを扱うので取り組みがいがあります。
どっちから受けるべき?僕が使った判断法
「基礎と上級、どっちを受けよう」と迷う人は多いと思います。
僕は基礎を飛ばして、いきなり上級を受けました。
判断に使ったのは、基礎の判定上限であるレベル6の教材を読んでみるという方法です。
💡 基礎か上級かを1分で決める方法
- デイリーニュースの記事一覧を開き、レベル6の記事を1本読んでみる
- 「簡単に読める・話せそう」と感じたら → 基礎は卒業。上級でOK
- 「ちょっと歯応えがある」と感じたら → まず基礎でレベルを確定させる
基礎の上限がレベル6なので、レベル6の素材が簡単なら基礎を受ける意味は薄いです。
逆に少しでも不安があれば、基礎から受けて損はありません。
何度でも無料で受け直せるので、深刻に悩む必要はないです。

上級テストの中身:5セクションを実測時間つきで全解説
ここが本題です。
上級テストは5つのExercise・30点満点で、テスト自体は15〜20分ほど。
冒頭に軽い自己紹介(アイスブレイク)があってから始まりました。
まず全体像がこちらです。
| セクション | 内容 | 制限時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 1. 単語の読み上げ | 発音の区別を見る単語リストを読む | 1分 | 5点 |
| 2. 短文の音読 | 黙読1分→音読1分 | 計2分 | 5点 |
| 3. 文章への質疑応答 | 2で読んだ文章について3問 | 3分 | 5点 |
| 4. 写真描写 | 準備30秒→説明2分 | 2分半 | 5点 |
| 5. グラフ説明+意見 | グラフを説明し、自分の意見も述べる | — | 10点 |
このテストが一番見たいのは総合的な英会話力「情報を読んで、説明して、意見を言う力」だと配点が教えてくれています。
各セクションのリアルな体感
実際に受けた体感を、時間の実測つきで書いておきます。
問1(単語の読み上げ)は、sit と set のような紛らわしい発音を区別できているかを見るセクションです。単語数がけっこう多くて、僕は50秒で読み終えました。
制限は1分なので、余裕は10秒しかなかったことになります。
問2(短文の音読)は黙読1分→音読1分。僕は55秒で読みましたが、ここで1単語だけ読み間違えました。
満点を逃した唯一のミスがこれです。ほんとに悔しい。
問3(質疑応答)は、問2で読んだ文章の概要や内容について3問・3分。正しく答えるだけでなく、なるべく詳細に説明することが求められます。
問4(写真描写)は準備30秒→説明2分。2分は意外と長くて、途中で描写が尽きます(この乗り切り方は攻略セクションで書きます)。
問5(グラフ説明+意見)は、僕の場合は社会系テーマの時系列棒グラフでした。グラフを細かく説明したあと、「なぜこのトレンドになっていると思う?」と原因の推測=自分の意見まで求められました。
グラフを読み上げるだけでは足りない設計です。
⚠️ 受ける前に知っておきたい時間の注意点
- 問1は単語数に対して1分しかなく、モタつくと読み切れない
- 問2の黙読1分で内容を頭に入れておかないと、問3の質疑応答で苦しくなる
- 問4の「説明2分」は長い。前半で使い切らずに観点を残しておく

結果:29/30でレベル8(上級の最高判定)でした
僕の結果はこちらです。

✅ 僕のセクション別スコア(30点満点で29点)
- 問1 単語の読み上げ:5/5
- 問2 短文の音読:4/5(1単語読み間違い)
- 問3 質疑応答:5/5
- 問4 写真描写:5/5
- 問5 グラフ説明+意見:10/10
判定はレベル8。上級テストの最高判定です。
僕の回では、各セクションが終わるたびに講師がその場でスコアを口頭で教えてくれたんです。
「今のセクションは5点満点だったよ」という感じで、リアルタイムに手応えがわかりました。
レッスンが終わったあとに、正式な結果レポートが送られてきました。
ちなみに僕の場合、スコアとレベル・can-doリスト以外の講評コメントはありませんでした。
基礎編の体験記では講師コメントをもらった例も見かけるので、講師によるのだと思います。

シマちゃん(読者代表)
え、セクションごとにその場で点数がわかるの!? 一発勝負のテストだと思ってた!

フクさん(筆者)
そうそう。だから緊張しっぱなしにならないんだよね。人間の講師が進めてくれるテストならではの良さだと思う。
レベル8の壁は「28点以上」(推定):スコアとレベルの対応を整理
「何点取ればレベル8なの?」が、受ける前に一番知りたかった情報です。
でも上級のスコアとレベルの対応表は、公式には公開されておらず、僕が調べた範囲ではネット上にも見つかりませんでした。
そこで、公開されている受験記のスコアと僕の結果を並べてみます。
| 上級テストのスコア | 判定レベル | 出どころ |
|---|---|---|
| 23/30 | レベル7 | 公開されている受験記 |
| 27/30 | レベル7 | 公開されている受験記 |
| 29/30 | レベル8 | 僕の実測 |
27点でもレベル7止まり。29点でレベル8。
つまりレベル8のボーダーは28点以上と推定できます。
30点満点で2ミスまでしか許されない計算なので、かなりシビアな壁です。
これはあくまで3つのデータ点からの推定で、公式の基準ではありません。
ただ、基礎編には「28〜30点でレベル6(基礎の最高)」という報告があるので、同じ傾斜だと考えると辻褄が合います。

レベル8を取った後の話:テストの上は測れない
DMM英会話の教材はレベル10まであるのに、テストで測れるのはレベル8までです。
結果画面には「次のレベルでできること」も表示されますが、それを判定するテストはありません。
レベル8を振り切った先は、教材選びも学習設計も自己判断になります。
僕自身、この「測定の上限」はTOEFLなど外部試験で補うのが現実的だと感じています。
受け方:対応講師の探し方と無料体験中の受験手順
受け方はシンプルです。
📝 スピーキングテストを受ける3ステップ
- Step 1:「予約・講師検索」を開き、特徴タグ「スピーキングテスト対応」を選ぶ
- Step 2:絞り込まれた講師から選んで予約する(予約時にスピーキングテスト上級を指定)
- Step 3:レッスン開始。冒頭の軽い自己紹介のあとテストが始まる
実際の絞り込み画面がこちらです。

心配していた「対応講師が少なくて予約できないのでは?」問題は、杞憂でした。
対応講師はけっこう多くて、評価4.9台の講師でも直近の枠に「予約可」が並んでいます。
僕は予約した1時間後にはテストを受けられました。
思い立ったその日に受けられる感覚です。
無料体験中でも受けられるので、「入会前に自分のレベルを知りたい」という使い方ができます。
正直、これが無料で回数無制限というのは太っ腹だと思います。
セクション別の攻略ポイント:予習できないからこそ形式理解が全て
まず前提として、テスト教材の中身は開始まで見られません。
僕も受験前に確認しましたが、開けませんでした。
問題を予習することはできないので、できる対策は「形式と時間感覚を頭に入れること」に尽きます。
そのうえで、セクション別のポイントがこちらです。
✅ セクション別・攻略ポイント
- 問1:迷ったら止まらず次へ。1分は思ったより短い(僕は50秒かかりました)
- 問2:黙読の1分で「音読の練習」ではなく「内容の理解」に時間を使う。問3はこの文章から出ます
- 問3:一問一答で終わらせず、聞かれたことに理由や詳細を足して答える
- 問4:人物→場所→行動→推測の順で観点を回すと2分持ちます
- 問5:グラフの描写だけで満足しない。「なぜそうなったか」の意見まで用意する(配点2倍はここで差がつきます)
詰まっても大丈夫:講師が助け舟を出してくれる
僕が一番伝えたいのは、沈黙で詰んで終わるテストではないということです。
実際、問4の写真描写で僕は説明が尽きました。
思わず「That’s pretty much it.(だいたいこんな感じかな)」と締めてしまったほどです。
すると講師が「背景についてはどう思う?」と観点を投げてくれたんです。
おかげで残り時間も話し続けられました。
AIが無言でジャッジするテストとは違って、人間の講師が会話として成立させてくれる。
これはDMMのスピーキングテストの隠れた長所だと思います。
TOEFL・PROGOSと比べてどんなテストか
外部のスピーキング試験を受けたことがある人向けに、立ち位置を整理しておきます。
僕はTOEFL iBTで108点(当時の旧形式スコア)を取っています。
レアジョブのスピーキングテスト「PROGOS」も受験済みです。
その目線で見ると、こうなります。
🔍 他のテストとの形式比較(僕の体感)
- 問3(文章読解→質疑応答):読んだ内容を口頭で説明する流れは、TOEFLのIntegratedタスクに近い感覚
- 問5(グラフ説明):TOEFLには無いタイプ。IELTSライティングTask1(グラフ描写)を口頭でやるイメージ+意見
- 問1・2(音読系):TOEFL・IELTSには無い。発音・読み上げを直接測るのはこのテストの特徴
TOEFL経験者なら問3・問5は既視感があるはずです。
逆に音読系(問1・2)は普段のテストで問われない分、意外と新鮮でした。
PROGOSとの一番の違いは「人間かAIか」
レアジョブのPROGOSは、AIが判定するスピーキングテストです。
受けた体感として、両者の違いはハッキリしています。
| DMMスピーキングテスト | レアジョブPROGOS | |
|---|---|---|
| 実施者 | 人間の講師(会話として進む) | AI(一方向に話す) |
| 詰まったとき | 講師が観点を投げてくれる | 講師のような助け舟はない |
| 結果 | セクションごとに口頭+後日レポート | CEFRベースの自動レポート |
| 回数 | 無料・回数無制限(レッスンは消費あり) | 月1回無料(プランによる) |
緊張せず実力を出したい人・テスト慣れしていない人には、講師と会話しながら進むDMM方式が向いています。
一方で、誰にも見られず淡々と受けたい人にはAI方式が楽です。
このあたりはどちらが上というより好みだと思います。
PROGOSの詳しい受験記(僕は「やりとり」だけB1に落として総合B2でした)は、こちらで解説しています。


シマちゃん(読者代表)
テストで緊張しちゃう僕は、講師と話しながらの方が良さそうだなあ。ところで受ける頻度はどれくらいがいいの?

フクさん(筆者)
無料だから、学習の節目ごとに受けるのがおすすめ。最初に1回・その後は2〜3ヶ月おきに受けると、伸びが数字で見えるよ。
よくある質問(FAQ)
Q1. スピーキングテストは無料で受けられますか?
レッスンは一回消費されますが、追加費用はなしです。
有料会員はもちろん、無料体験中でも追加費用なしで受けられます(僕も体験中に受けました)。
回数制限もありません。
Q2. 基礎と上級、どちらから受けるべきですか?
デイリーニュースのレベル6の記事を1本読んでみてください。
簡単に感じたら上級から、歯応えを感じたら基礎からがおすすめです。
基礎の判定上限がレベル6なので、これが実用的な分かれ目になります。
Q3. 予習はできますか?
テスト教材の中身は開始まで見られません(実際に確認しました)。
できる準備は、この記事のような形式・時間・配点の理解だけです。
Q4. 何回でも受け直せますか?
回数制限は見当たらず、無料で繰り返し受けられます。
学習の節目(2〜3ヶ月おき)に定点観測として使うのが良いと思います。
Q5. 結果はいつわかりますか?
各セクション終了ごとに講師が口頭でスコアを教えてくれて、レッスン後に正式なレポートが届きます。
その日のうちに全部わかります。
Q6. 対応講師はどうやって探せばいいですか?
「予約・講師検索」で特徴タグ「スピーキングテスト対応」を選ぶと、対応講師だけに絞り込めます。
対応講師は多く、僕は予約の1時間後に受験できました。
Q7. レベル8を取ったら次は何をすればいいですか?
テストで測れるのはレベル8までですが、教材はレベル10まであります。
レベル9〜10の教材(デイリーニュースの上位レベルなど)に進むのが第一歩です。
客観的な測定は、TOEFL等の外部試験で補うのが現実的だと思います。

シマちゃん(読者代表)
なるほど、形式さえ頭に入れておけば大丈夫そう!無料なら気軽に受けられるしね。

フクさん(筆者)
うん、緊張するのは最初だけだよ。それじゃ最後に、この記事の要点をまとめるね。
まとめ:形式を知っていれば怖くない。無料なのでまず1回
最後に、この記事の要点をまとめます。
📝 この記事の要点
- 上級テストは5セクション30点満点・約20分。問5(グラフ+意見)だけ配点2倍
- 判定はレベル4〜8。レベル8の壁は28点以上(推定)=2ミスまで
- 予習は不可。形式と時間感覚を頭に入れることが唯一の対策
- 詰まっても講師が助け舟をくれる。沈黙で終わるテストではない
- 無料・回数無制限・無料体験中もOK。予約の1時間後に受けられた
スピーキング力を数字で測れる機会は、意外と貴重です。
TOEFLやIELTSを受ければ数万円かかりますが、これは無料。
DMM英会話を使っている人も、体験を検討している人も、まず1回受けてみると自分の現在地がハッキリすると思います。
※ 体験終了後は自動で有料プランに移行します。続けない場合は期間内の休会手続きを忘れずに
なお、レッスン自体の受け方(教材を使った授業の型)は、こちらの記事で詳しく書いています。

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